ミートシラジート（MEET SHILAJEET™）とは

 

ミートシラジート（MEET SHILAJEET™）は、ヒマラヤ山脈に自然生成される鉱物性植物樹脂「シラジット」を由来とする、ストレス軽減と活力向上に特化した規格化素材である。

本素材は、古来よりアーユルヴェーダで重用されてきたアダプトゲン「シラジット」に含まれるフルボ酸・フミン酸・トリペルテン・ポリフェノールなどの有用成分を高純度で抽出し、有害金属類の混入を排除する各種安全性試験をクリアした食品グレード製品として開発されている。

臨床試験ではストレスホルモンのコルチゾールを14.72%軽減し、プラセボと比較して活力スコア（SF-36 Vitality）を22.94%改善、精神の健康（SF-36 Emotional well-being）を21.02%改善するなど、心理・身体両面におけるストレス耐性の向上が確認されている。

加えて、テストステロン値の増加や運動パフォーマンスの向上（スクワット・プッシュアップ回数の増加）も報告されており、抗ストレス作用以外にも男性の総合的なパフォーマンスをバックアップする素材として注目を集めている。

<由来原料>
ヒマラヤ産シラジット

<規格>
フルボ酸 60%以上含有
フミン酸 5%以上含有
トリペルテン8%以上含有
ポリフェノール4%以上含有

<推奨摂取量>
250mg～1,000mg

<性状>
粉末

<製造会社>
Herbal Creations社（インド）

ミートシラジート（MEET SHILAJEET™）の効果と作用

ミートシラジートに期待できる効果は主に下記5つである。

① テストステロンの向上
② 活力の向上
③ ストレスの軽減
④ 運動パフォーマンスの向上
⑤ 男性機能の増強

その作用機序は、テストステロンの間接的増加も含め、以下の3点に集約される。

<作用>
・HPA軸（視床下部-下垂体-副腎系）の調整によるストレス反応の緩和
・DHEA（デヒドロエピアンドロステロン）の分泌促進によるホルモンバランスの最適化
・フルボ酸・フミン酸による細胞エネルギー代謝およびミトコンドリア機能の活性化

主成分であるフルボ酸とフミン酸は、キレート作用によりミネラル・微量元素を効率よく細胞内へ輸送する特性を持ち、ATP産生の中心を担うミトコンドリアの働きを底上げする。

加えて、DHEAはストレスホルモンとされるコルチゾールに拮抗する作用を持ち、抗ストレス・抗老化の両面で重要な役割を果たす。

ミートシラジートは、これらの成分と作用を通じて、ストレス軽減・活力向上・男性ホルモン調整という三方向のベネフィットを持つ、汎用性の高い天然素材である。

ミートシラジート（MEET SHILAJEET™）の研究データ

<試験デザイン>

試験方法：二重盲検ランダム化プラセボ対照比較試験
被験者：BMI 18.5～29.9kg/㎡の18歳～45歳の健康な男性50名
グループ：
①プラセボ群 25名
②ミートシラジート1g摂取群 25名
期間：60日
条件：試験期間中、週に2～3回のエクササイズを実施​

<結果>

コルチゾールの減少
ミートシラジートはストレスホルモンとして知られるコルチゾールを有意に抑制し、ストレスを軽減することが確認された。

▼コルチゾール：摂取により8.83 → 7.53μg/dLに低下（−14.72%低下）

一方でプラセボ群では8.92 → 8.74μg/dL（-2.01%）の変化に留まっており、摂取の有無によって12.71%の差が生じている。

ストレスホルモンであるコルチゾールの過剰分泌は、睡眠の質や集中力の低下、慢性疲労の原因にも直結する。ミートシラジートの摂取により顕著な抑制がみられたことは、天然の抗ストレス素材としての有効性を裏付ける結果といえる。

2.活力と気分の向上（SF-36スコアの向上）

ミートシラジートは、ストレスや疲労による活力低下だけでなく、気分の落ち込みに対してもポジティブな影響を与えることが示されている。

SF-36におけるVitality（活力）スコアは、試験開始時の81.82 → 91.59へと推移し、11.94%の改善を記録している。一方、プラセボ群では81.09 → 72.17（-11.00%）と低下しており、摂取の有無で22.94%の差が出た。

また、Emotional well-being（感情的健康）スコアは、82.91 → 92.36（+11.39%）と顕著な改善を示し、こちらもプラセボ群が83.13 → 75.13（-9.63%）**と悪化していたため、両グループの差は21.02%に及んでいる。

これらの結果は、単なるストレス軽減にとどまらず、エネルギーの持続性や前向きな気分を支える効果を持つことを明確に示している。「やる気が出ない」「理由のない不安が続く」といったメンタル不調に悩む現代人にとって、ミートシラジートは強力なサポート素材となりうる。

3.総テストステロンの向上

ミートシラジートは総テストステロンを高める作用が確認された。

▼総テストステロン：4.69 → 5.06 ng/mLに上昇（+8.47%向上）

一方でプラセボ群は4.95 → 4.93 ng/mLへと2.13%の低下を示した。両グループ間での差は10.60%であり、有意なテストステロン上昇作用が裏付けられている。

年齢にともなうホルモンの減少を自然にサポートし、男性本来の活力を取り戻す素材として、非常に有望な結果である。

4.身体パフォーマンスの向上

ミートシラジートは心とホルモンだけでなく、実際の身体的パフォーマンスにも強い影響を与えることが明らかとなった。

・有酸素持久力（VO2max）：9.84%向上（62.64 ⇒ 68.81 ml/kg/min）
・6分間歩行距離：9.79%向上（568.00m ⇒ 623.64m）
・30秒間のスクワット回数：21.25%向上（28.76回 ⇒ 34.86回）
・30秒間のプッシュアップ回数：15.02%向上（19.64回 ⇒ 22.59回）

補足

試験期間中、重大な副作用は一切報告されておらず、参加者の肝機能・腎機能・血球数を含む主要な血液検査項目においても異常は確認されなかった。以上のことから、ミートシラジートは非常に高い安全性を備えた素材であることが裏付けられた。

※ミートシラジート（MEET SHILAJEET™）はHerbal Creations社の商標です。