異性化リノール酸とは、必須脂肪酸であるリノール酸(炭素数18)と化学分子式は同一で、リノール酸の位置異性体と幾何異性体の混合物です。位置異性体としては、リノール酸は、カルボキル基から数えて9番目と12番目に二重結合がありますが、異性化リノール酸は9番目と11番目か、10番目と12番目又は11番目と13番目に二重結合があります。
CLA として販売されているサプリメントのほとんどは、 cis-9, trans-11 と trans-10, cis-12 の異性体を半々の割合で含んでいます。多くの研究より cis-9, trans-11 異性体には細胞複製を制限し、 免疫システムを高める作用があり、 trans-10, cis-12 異性体には、体脂肪の減少を促すのに有力な作用を持つことが明らかにされています。

また幾何異性体としては、cis−cis、cis−trans、trans−cis、trans−transがありますが、これらの組み合わせのうち、cis-9, trans-11、及びtrans-9, cis-11の異性体が重要な生理学的活性を持つと考えられています。(下図参照) |